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***医師会だよりNo.23***
新型コロナウイルス感染者と同居する場合新型コロナウイルス感染症では8割の方は無症状あるいは軽症で経過します。4月20日時点では入院観察が必要となっていますが今後感染者が急増した場合、病床数が不足するため軽症者は自宅にて療養せざるを得なくなります。その際の注意事項は次の如くです。①感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける;窓がある換気の良い個室とする。感染者は極力部屋から出ないで人との接触を減らす。感染者の行動を制限し共有スペース(トイレ、バスルーム)の利用を最小限とし換気を十分に行う(窓をしばらく開ける)。部屋を分けることができない場合、感染者と2m以上の距離を保ち仕切りやカーテンなどを設置する。食事、眠るときも別室にする。同じ部屋で寝るときは枕の位置を互い違いにし顔からの距離をとる。②感染者の世話をする人はできるだけ限られた方(一人が望ましい)にする;感染者の身の回りの世話が必要な場合、世話する家族に感染する可能性があるため、可能な限り一人に決めておいた方がよい(心臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、乳幼児、妊婦等の方はなるべく避ける)。③できるだけ全員がマスクを使用する。④小まめにうがい・手洗いをする。⑤日中はできるだけ換気をする。⑥取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する。⑦汚れたリネン、衣服を洗濯する。 ⑧ゴミは密閉して捨てる;鼻をかんだティッシュなどにもウイルスがついており同居者が触ると感染するため直ぐにビニール袋に入れ密閉して捨てる。その後は直ちに手洗いを行う。(日本環境感染学会とりまとめ) この感染症は社会に集団免疫がない新興感染症なので対策は隔離しかありませんが、世界中で治療薬、検査法、ワクチンの開発が猛烈に進められていますので、このウイルスと共生できる日が一日でも早く来るよう希望をもって忍耐して待ちましょう。
新型コロナウイルス感染者と同居する場合
新型コロナウイルス感染症では8割の方は無症状あるいは軽症で経過します。4月20日時点では入院観察が必要となっていますが今後感染者が急増した場合、病床数が不足するため軽症者は自宅にて療養せざるを得なくなります。その際の注意事項は次の如くです。①感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける;窓がある換気の良い個室とする。感染者は極力部屋から出ないで人との接触を減らす。感染者の行動を制限し共有スペース(トイレ、バスルーム)の利用を最小限とし換気を十分に行う(窓をしばらく開ける)。部屋を分けることができない場合、感染者と2m以上の距離を保ち仕切りやカーテンなどを設置する。食事、眠るときも別室にする。同じ部屋で寝るときは枕の位置を互い違いにし顔からの距離をとる。②感染者の世話をする人はできるだけ限られた方(一人が望ましい)にする;感染者の身の回りの世話が必要な場合、世話する家族に感染する可能性があるため、可能な限り一人に決めておいた方がよい(心臓、肺、腎臓に持病のある人、糖尿病の人、免疫の低下した人、乳幼児、妊婦等の方はなるべく避ける)。③できるだけ全員がマスクを使用する。④小まめにうがい・手洗いをする。⑤日中はできるだけ換気をする。⑥取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する。⑦汚れたリネン、衣服を洗濯する。 ⑧ゴミは密閉して捨てる;鼻をかんだティッシュなどにもウイルスがついており同居者が触ると感染するため直ぐにビニール袋に入れ密閉して捨てる。その後は直ちに手洗いを行う。(日本環境感染学会とりまとめ)
この感染症は社会に集団免疫がない新興感染症なので対策は隔離しかありませんが、世界中で治療薬、検査法、ワクチンの開発が猛烈に進められていますので、このウイルスと共生できる日が一日でも早く来るよう希望をもって忍耐して待ちましょう。