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「尾道方式」 - 尾道市医師会方式から
尾道方式へ
尾道市医師会方式から尾道方式へ
尾道市医師会救急蘇生委員会(91年設置)*尾道方式の原点
尾道市医師会で医療圏域住民の生命を高度に保証する医療システムの構築の第一歩
90年より議論を開始。救急担当理事片山、JA尾道総合病院麻酔課瀬浪主任部長、尾道市立市民病院太田外科部長、公立みつぎ総合病院椙原副院長の医療側、尾道市消防局警防課長、福祉保健部長、海上保安部救難課長、尾道警察署地域課長らと総合的な連携協議を毎月行い91年9月より稼働。3中核病院より全医療機関をカバーする救命救急システムで 92年より歯科医療機関も包含。委員会には日本救急医学会員の木村邦夫医師が会員から加入。
2001年尾道市医師会救急蘇生委員会大規模演習、3病院、消防の集中演習(市内平原地区)
平成7年に厚生大臣救急功労者表彰を受賞、瀬浪、片山が厚生省の授与式に出席、森井厚生大臣
社医連協(尾道市社会福祉協議会・尾道市医師会連絡協議会:2002年設置)
尾道市医師会と尾道市社会福祉協議会(地域福祉)の訪問介護事業部門の合体と共同研修を行い、ケアカンファレンス研修やヘルパーの介護実務研修などを病院で行った。実務研修には木曽病院、笠井病院、吉原胃腸外科らの病院が協力。
社医連民協(社医連協に尾道市連合民生委員児童委員協議会が加入:2004年設置)
在宅福祉の老舗(1917年から)、民生委員とのカンファレンスでの連携から実現
在宅主治医の責任で独居高齢者の包括的支援体制と介護保険サービスの統合化。民生委員協議会の参加により医療と福祉の統合を介護保険環境とリンクできたので以下の交流会を持って、2004年尾道市社医民連協を「新地域ケア2004」として尾道方式の基礎ができた。厚生労働省から出向中の新木広島県福祉保健部長も臨席。
新地域ケア尾道2006 (社医民連協に尾道市公衆衛生推進協議会が加入:2006年)
「尾道市健康まつり」の主宰等、保健推進員を統括して地域保健の最大の団体である公衛協の加入は尾道市医師会の認知症早期診断マニュアルの研修で実現
この時点で、地域における「保健」「医療」「福祉」の4団体が合意で連携体制が構築されたので「新・地域ケアおのみち2006」と改名、尾道方式のバージョンアップができた。
政策に書き込まれた「尾道市医師会方式」と評価
以下の平成19年の都道府県会議に地域医療モデルとして書き込まれた文面と2007年の保健文化賞の表彰状の文面が尾道市医師会方式の評価の集約といえる。
厚生労働省が示した今後の医療政策の検討の方向性、より抜粋
(平成19年4月17日:医療構造改革に係る都道府県会議)
4.在宅医療など高齢者の生活の支援をする医療の推進
(医療機関と患者・家族との調整及び看護、介護サービス機関等との連携)○広島県尾道市においては、長期継続ケアの必要な高齢者を、看取りまでを見通して支えていくシステムづくりを進めている。在宅主治医が中心となり、担当患者が再入院をした場合に病院主治医との連携を図り、退院前カンファレンスに参加して継続的なケアを図ることはもとより医療介護に関わる地域の多職種の協働で、また、医師会、社協、民生委員の連携も図りながら、認知症のケアや独居の高齢者を含め地域で解決していく仕組みを構築している。
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